傷ついたとき

こどもたち

ネガティブなショックを受けたとき、どうしますか?

人は一人きりで過ごしていれば傷つくことはありません。
コミュニケーションできる他人がいることで傷つく可能性が出てきます。

東京都はコロナの状況下の中、外出自粛であったり3蜜を避けるために面と向かってコミュニケーションをとる機会がぐんと減りました。
これを経験してとてもわかりやすくなったと思うのですが、誰とも会わず会話せず、というのはかなりしんどいです。

LINEやzoomでのコミュニケーションは会って話をするより言いたいことが伝わりにくかったりします。
誤解しやすくされやすい状況の中で傷ついてしますことありますよね。

どんな感じになりますか?
心がどんよりしませんか?
怒ったり泣きたくなったりしませんか?

そんな時どんな行動をとっていますか?
気持ちを切り替えるのが上手な方もいると思いますが、
その時に感じた気持ちを大切にしてほしいのです。

傷ついたときに感じたネガティブな気持ちに正直に感じるままに感じきる。

もしもあなたが傷ついたことを隠してしまうとずっと体に残り続けます。
これは体を怪我したときも同じです。

こんな面白い話を聞きました。
ある女性が、足の脛(すね)を強く打ち、あざが消えた後もそこが少しへこんでいることがあったそうです。
女性は脛を強く打った時にすごくすごく痛かったそうなんですが、人目を気にして何もなかったかのようにふるまっていたそうです。
後日、あ、あの時すごく痛かったんだった、と思い出し、痛みを思い出したんだそうです。
その方の言葉を借りると痛みを味わったそうです。
そして、自分のすねをしばらくさすったそうです。
数日後、気が付くとそのへこみがなくなっていたそうです。

不思議なような本当の話。
自分の傷ついた心と体をいたわってその時の気持ちを感じきることで
後に残らず、気持ちのトラウマにもならずに、その後の人生を過ごせます。

子どもが転んだ時、えーんと泣いてそれを黙らせようとするお母さんいますよね。
転んで痛かったことやびっくりしたことなどのショックを泣くことで発散しているのに、
周りの目を気にして泣き止ませようとする親。

こんな時は思う存分泣かせてしまうのがいいと思います。
抱き上げて痛かったねーとショックを共感することで
子どもも痛みを分かち合ってくれたと安心してまた新しいことにチャレンジできるのだと思います。
我が家の子どもたちは、いたいのいたいのとんでいけー!で気が済むようです。

傷ついたときは「痛みを感じきる」をお勧めします。

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