私がATを初めて経験したときになるほど!と思ったことの一つです。
脳は肯定文で理解をします。
例えば、
子どもに注意を促すとき「走ったらだめだよ」「走らないで」といいます。
普通のことですよね。危ない時には注意します。
でも、この言葉、子どもの脳には届いていない可能性があります。
脳が言葉を理解するときのシステムを簡単に説明すると
まず「走る」の理解がまずあって、
そのあとに、「だめた」の理解がきます。
このように、否定文は理解するのに二段階踏む必要があるのです。
もしかしたら、「走らないで」と言われても走ってしまうかもしれないのです。
緊張したくない
この気持ち誰にでもあると思います。
このまま、「緊張しない」と考えると、まず「緊張する」ことを脳が理解し、
体に伝わります。
そう、緊張したくないのに、緊張をすることを脳がしようとするのです。
なんということでしょう!
わざわざやめてよ、って思いませんか。
「緊張する」ことをしてから、それを「しない」をしますが、
一度緊張するとそれをないものにするって大変です。
原因となってるものが終わるしか方法がありません。
こんな時は、違う言葉に言い換えてみます。
「緊張したくない」理由って何でしょう。
いろんな目的があると思いますが、突き詰めて考えると
いいパフォーマンスがしたいからですよね。
やってきたことができてほしい。
これではないでしょうか。
すると適度ないい緊張で舞台に立つことができます。
パフォーマンスするのに適度な緊張ほどいい状態ってないと思います。
そして、緊張以外にもいろんな場面で使えると思います。
始めに例を挙げた子どもに注意を促すときや、レッスンなんかでも使えそうですね。
私は生活の中で起こること何でも使ってます。
本当にやりたいことが見えてくるかもしれません。
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