傷ついたとき その2

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前回は感じきることをお伝えしました。
今回は許せないこと、つらかったことのついてもう少しお話しします。

人と人との関係において許せないこと、つらかったことって無い人はいないと思います。
そのことが付きまとって頭から離れなかったり、夜眠れなかったり、イライラしてたりして日常の行動に影響が出ることもあります。

そこで許せないこと、つらかったことについて紐解いていこうと思います。

人の行動の理由は2つ、

・いたみをさける
・よろこびをうけとる

なんだそうです。

これは言い換えると

・ネガティブな状態を避けるため、何らかの痛みを避けたい
・ポジティブな状態になるため、喜び、または安心、快楽、愛、を感じたい

と思って行動した結果、傷つけてしまっていた、ということです。

そこで、
傷つけた行動のウラには何があったのか考えてみてほしいです。

どんなことだったのか、
ゆるせない行動
つらい行動
一つひとつに質問してみてください。

なぜその行動をとったのかを考えてみた例です。

私は物心ついてから両親から面と向かってほめられたことがありません。
間違ったところや悪いところばかりを指摘され、
妹弟がいて構ってくれなかったこと、
しっかりしなくてはいけなかったこと、
出来て当然、出来ないとなんでできないのか、あんたはだめだ、
と言われてきました。

私はそんな両親を許せないでいましたが、考えてみました。
なぜ両親は私のいいところを見てくれなかったのだろうと。

それはたぶん、こういうことだと思います。
出来ない子であると認める、という痛みを避けた行動だったのかもしれません。
そして、
この子はよくできる子であることを前提に接していたのだと思ました。
下の子に手がかかるからなんでも出来でほしいと思い、安心したかったのかもしれません。

私の例ですが、どうでしょう。
こんな風に行動を分析してみると、見方が少し変化するかもしれません。

これがわかったところで100%関係をきれいにすることは難しいですが、
わたしはそれでいいと思っています。

悲しい思いをしてたこと、
出来ないことやつらいことを素直に口に出せなかったこと、
自分で何でもかんでもしないといけないと思い込み、人を頼るのが苦手だったこと、
これはわたしが感じてた感情で事実です。

少しずつ癒して、心のわだかまりを軽くすることが大切なんだと思っています。

ちなみに、
父は4年前に他界しています。
母は実家で一人暮らしをしています。

自分の生い立ちや小さいころの夢を思い出す機会があり、
今の自分とどう繋がっているのか、
さらに二人の性格を書き出してみたところ
二人を足して2で割ったのが私だ、とわかりました。
いいところをたくさん引き継いでいます。

2人の娘に生まれてきてよかったと思っています。
お父さん、お母さん
ありがとう。

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