プロの緊張

おんがく

レッスンで度々取り上げられる「緊張」について。
私のレッスンでは、演奏する恐怖を興奮の緊張にシフトするためにアレやコレやします。

よく、
人間の特性から、恐怖や不安の部類の緊張は2種類に分けられます、
なんて話します。

でも今回は、その2種類に当てはまらない第3の緊張であるらしいのです。
話をよくよく聞いてみました。

内容は、
一緒に演奏している奏者に自分のやっていることが受け入れられなかったらどうしよう、
と思って緊張するのだそう。

これって
1、相手の問題であること。
2、2種類のうちの一つ、地位や名誉を脅かされること。
と思います。

ていうかね、
そもそも、聞けば良い、と思うのです。
だって私たちは、プロとかアマとかいう前に一人の人間。
コミュニケーションのツールとしての素晴らしい手段を選択できます。

『言葉にして聞いてみる』

です。

飲んでる席でしか話せない、というシャイな奏者が多いのはひと昔前の話。
お金より時間が貴重になっている現在では、一緒にいる時間を有効活用しない手はないです。

それに、
言わなくてもわかるでしょ?
的な考えも今や通用しません。昭和はとっくに終わってます。

ただ、
演奏で表現して、演奏で理解してるよって返す、
というやり取りがプロ奏者の醍醐味だし、

一音でやりたいことを表現して、
はいよ、了解って理解する、
このやりとりがめちゃめちゃ楽しいことも知っています。

そして、
これがプロの演奏家の中で通常のコミュニケーションになっています。

さらに、
それが不安に思ってグダグダ言ってる人もよく見かけるのも事実で。
結構大きな問題に発展しちゃったりしています。

本当は演奏中の問題なのに、その人の人格まで否定しちゃう、とかね。

私は、
聞きゃあいいでしょ!
って思うけど、それができたら私のレッスンは受けに来ません笑

なので、
1、相手の問題である
ことからお話しします。

次回へ続く。。

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